ご挨拶
日本応用心理学会第91回大会は,8月26日(火)・27日(水)に,東洋大学白山キャンパス(東京都文京区)にて,初めて開催させていただくことになりました。第91回大会のテーマは,「応用心理学の近未来を考える:基礎研究と社会実装の並走を目指して」です。
東洋大学は,1887(明治20)年に井上円了により「哲学館」として誕生し,1906(明治39)年に「私立東洋大学」と改称され,1928(昭和3)年には大学令により文学部を設置する大学となりました。そして,1949(昭和24)年に新たなスタートをきり,現在,14学部と大学院15研究科を擁する総合大学となっています。社会学部社会心理学科のある白山キャンパスは,都営三田線白山駅や東京メトロ南北線本駒込駅などから,徒歩5分程度の場所にあります。インバウンドなどの影響か,都内ホテルの料金は驚くほど高くなっておりますが,いずれの場所の宿泊を選ばれてもキャンパスへのアクセスは容易かと思います。一般研究発表についてはポスター発表のみとし,学部生の教育発表や自主企画ワークショップも募集いたします。両日,アカデミアと社会との交流を目指す大会企画シンポジウムを開催し,この度の大会テーマについて皆様と大いにディスカッションが出来ればと考えております。初日の懇親会は本学食で行う予定です(何でもあるけどオリジナルが無い東京での大会ですので,会員皆様からの美味しいお心遣いを期待しているところでもあります)。大会実行委員や大学院生の力をお借りして,不備の無いよう準備を進めたいと思っております。参加して良かったと実感していただける大会にしたいと考えておりますので,どうぞ奮ってご参加のほどよろしくお願いいたします。
委員長 桐生正幸(東洋大学社会学部)